会長挨拶

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公益社団法人 愛知県臨床検査技師会
会長(代表理事) 刑 部 恵 介

 

 令和8年度定時総会でご承認いただき、引き続き開催された理事会において、当会第16代代表理事・会長に選任いただきました藤田医科大学の刑部恵介でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 公益社団法人愛知県臨床検査技師会は、昭和25423日に名古屋医学実験技術会として発足いたしました。その後、昭和62年に社団法人愛知県臨床衛生検査技師会として法人格を取得し、平成2541日には公益認定を受け、公益社団法人愛知県臨床検査技師会として新たな歩みを始めました。

 現在では4,000名を超える会員を擁する全国有数の臨床検査技師会へと発展し、本県の医療を支える重要な職能団体として活動しております。75年を超える歴史と伝統を有する団体としての社会的責任を果たすとともに、公益目的事業である精度の高い臨床検査を提供するための専門的知識・技能の普及および人材育成、医療関連施設における臨床検査精度向上の推進と支援、県民の健康増進と公衆衛生に関する普及啓発活動を基盤として、県民の皆さまの健康増進と公衆衛生の向上に寄与してまいります。

 近年、医療を取り巻く環境は大きく変化しています。少子高齢化の進展に加え、医療DXやデジタル技術の発展、タスク・シフト/シェアの推進など、臨床検査技師に求められる役割はますます広がっています。このような時代だからこそ、私たちは専門職としての知識と技術を磨き続けるとともに、多職種との連携を深め、県民の皆さまに安全で質の高い医療を提供していかなければなりません。

 また、将来の医療を支える人材の育成も重要な課題です。少子化の進行により医療人材の確保が懸念される中、臨床検査技師という職業の魅力や社会的役割を積極的に発信し、次世代を担う若い世代が夢と誇りを持ってこの職業を選択できる環境づくりに取り組んでまいります。

 さらに、学術活動や生涯教育の充実に努めるとともに、会員同士が交流し学び合える機会を大切にしてまいります。WEBを活用した情報発信や研修事業を推進するとともに、人と人とのつながりを大切にしながら、学びと交流を通じて会員の資質向上と地域医療への貢献につなげてまいります。

 愛知県は南海トラフ地震による大規模災害への備えも求められています。有事の際にも臨床検査を継続し地域医療を支えることができるよう、平時から防災体制の整備と関係機関との連携強化を進め、迅速かつ的確に対応できる組織づくりに取り組んでまいります。

 今後も愛知県健康福祉部、愛知県医師会をはじめとする関係団体との連携を深めながら、学術活動や公益活動を通じて県民の健康増進と公衆衛生の向上に貢献してまいります。会員の皆さまをはじめ、関係各位のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和8年6月

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